夜間頻尿は、加齢などが原因で膀胱のまわりの筋肉「膀胱排尿筋(ぼうこうはいにょうきん)」が硬くなり、ためられる尿の量が少なくなることで起こると言われています。また、ストレスなどの精神的な負担も頻尿の原因の一つとされています。
清心蓮子飲は、膀胱排尿筋を弛緩させる作用があります。レンニクなどの生薬が膀胱排尿筋を柔らかくして膀胱を広げ、尿をしっかりためられるようにすることで頻尿を改善します。また、カンゾウやブクリョウなどの生薬が精神の高ぶりを抑え、オウゴンやジコッピなどが患部の炎症を鎮めます。