研究結果RESEARCH
-
- 01
PMSなどの血の道症の精神症状を改善する
試験方法
- 対象
- PMSモデルラット
- 方法
- 正常ラットに女性ホルモン(プロゲステロン)を投与し、PMSモデルを作製しました。その後、女性薬Wの抽出エキスを7日間経口投与した群と投与していない群の不安感についてを高架式十字迷路※を用いて評価しました。
※迷路の中央部にラットを置くと、不安の多いラットは、暗くて狭いクローズドアームでの滞在時間が長くなりますが、不安の少ないラットの場合、明るいオープンアームでの探索行動が多くなるため、クローズドアーム滞在時間が長いほど、不安を感じていると評価します。クローズドアームでの滞在時間を測定し、女性薬Wによる不安感軽減効果を検証しました。
Journal of Pharmacological Sciences 145 (2021) 140-149
※血の道症には、月経の約10~3日前にあらわれて生理開始とともに消失する精神症状や身体症状であるPMS(月経前症候群)も含まれます。
※本研究はあくまでも薬理研究の一例であり、必ずしも人体に同様な効果が得られるとは限りません。
※特定製品の試験データではありません。試験データは学術情報であり、当該処方の作用の強弱を保証するものではありません。