※膿・・・黄色い(黄緑の)鼻水のことです。
風邪や花粉などが原因で鼻水や鼻づまりの症状があるとき、多くの場合で鼻腔に炎症が生じています。
その症状が長引いたり、ひどくなったりすることで、副鼻腔にまで炎症が及び、膿(黄色い鼻水)や頭重、嫌な臭いのような症状が現れます。
医学的には副鼻腔炎と呼びますが、特に長引く膿を伴うような症状のときは、ちくのう症と呼びます。
9種類の生薬からなる辛夷清肺湯は、膿の排出を促します。さらに炎症を鎮めて、患部で発生する膿を抑えます。これによって鼻通りを良くします。
ちくのう症でつらい症状のひとつである「膿」を抑え、排出しやすくすることで、ちくのう症を治していきます。